Dell製ノートパソコン「Vostro 3510」を購入したので、実機レビューします!
メモリ増設・SSD換装の参考に分解画像付きです。
購入するか迷ってる方の参考になれば幸いです♪
購入した経緯・価格・性能
経緯
2021年10月5日からWindows11がリリースされ、私も使ってみたかったのですが、
我が家のパソコンは全てアップグレード対象外だったのでパソコンを購入することにしました。
以下の条件で価格.comにて調べた結果、Dell「Vostro 3510」が最安クラスでした。
<条件>
文書作成、データ管理はもちろん、
プログラミングや画像編集など多少負荷の高い処理が快適にできること
・Windows11インストール済 もしくは アップグレード可能
・画面15.6インチ以上
・メモリ8GB以上
・CPUスコア10,000以上
・M.2 SSD 256GB以上
・日本語キーボード
・Webカメラ付き
・無線LAN対応
価格
価格.com「Vostro 3510 価格.com限定 プレミアム Core i5 1135G7・8GBメモリ・256GB SSD・Windows 11搭載モデル」
金額は2021年11月17日時点で、送料・消費税込で63,280円でした♪
性能
製品詳細は以下になります。
Dell「Vostro 3510 【即納】価格.com限定 プレミアムモデル(SSD・大容量メモリー搭載)Q-2」
購入した「Vostro 3510」を、Speccyで見るとこんな感じです。
外観
こちらが実機の画像になります。
・付属品含め全ての製品
・ブラックカーボンでクールな印象のデザイン
・左側面にUSB Type-A×2、HDMI、電源
・右側面にSDスロット、イヤホンジャック、 USB Type-A×1、LANポート
・裏面
バッテリー内臓タイプのスリムなボディーです。
・キーボードや画面
パソコンを開くとキーボードが傾斜になりタイピングしやすいです。
また、キー同士も離れているので打ち間違いを防ぎます。
写真では分かりにくいですが、画面はノングレアなので目に優しく綺麗です。
デザインは良い感じです♪
ただCD/DVDの内臓ドライブはありませんので、人によってはマイナスポイントかもしれません。
性能調査
ベンチマークソフト等を使用した調査です。
こちらの記事と比較すると「Vostro 3510」の速さが客観的に分かるかもしれません。
以下記事のパソコンも日常使いで快適に使えるコスパの良いノートパソコンですが、
はっきり言って段違いです!
起動時間
電源ボタンを押してユーザーにログインするまでの時間をタイマーで測ってみたところ、
「13.03秒」でした。SSDの中でもPCIe×NVMe接続なので超高速です。
CristalDiskMark
CristalDiskMarkは、各種ストレージ (HDD, SSD, USBメモリなど) の速度を測定するベンチマークソフトです。
ちなみにSEQ1MでHDDだと200MB/s前後、SATA3接続2.5インチSSDだと500MB/s前後、
M2-SSDだとSATA3.0接続で500MB/s前後、PCIe×NVMe接続で2000MB/s前後が大体の目安です。
結果は以下となりました。
M2-SSDのPCIe×NVMe接続としては1.5倍、SATA3.0接続としては7倍、HDDと比べると17倍程度速いです。
ベンチマーク結果が実際の速度とイコールになるわけではないですが、
HDDが標準だった数年前と比べると、時代が変わったと言わざるを得ない程の速度です。
PCMARK10
PCMARK10は、パソコンのアプリケーション実行における総合的なパフォーマンスを計測するベンチマークソフトです。
・Essentials…アプリの起動時間、ビデオ会議、Web検索など、基本的な機能について測定
・Productivity…表計算、文書作成など、事務処理に使用する機能について測定
・Digital Contents Creation…画像編集、3Dレンダリング、動画編集など、グラフィック機能について測定
ちなみに各スコア3000以上が快適に作業できる目安です。
結果は以下となりました。
事務作業はもちろん、画像や動画編集も快適に行うことができます。
(GPUはオンボードなので、高品質なネットゲームなどは正直厳しいと思いますが)
分解
メモリ増設時などの参考に、分解方法を記述します。
分解するには、まず背面のネジ8か所の外していきます。
(青部分のネジは完全には外れないので、緩めるだけ)
裏面の蓋をはがします。力を入れなくとも簡単に開きますので、難易度低めです。
裏面から見たパーツ群はこちら。
・バッテリー
メモリ増設・SSD換装をする場合、まずバッテリーを外す必要があるため、
3つのネジと、コネクタを外して引き抜いてください。
・メモリ
1スロット空いているので、増設可能です。DDR4を購入ください。
既存のメモリ
・SSD
1つネジを外します。
非常にコンパクトなSSDが出てきます。無線チップと大きさは変わりません。
・無線チップ
どのメモリを増設したらいい?
一番良いのは既に挿されているメモリと同一メーカー同一メモリタイプを購入することですが、
そもそも市販されていない場合もあるため、
同一メモリタイプのメモリを購入するのがおすすめです♪
異なる種類のメモリを増設すると、稀に既存メモリとの相性問題が発生する……かも!?
例えば、今回紹介しているモデルのメモリは
「S.O.DIMM」(ノートパソコン用)の「DDR4」で
モジュール規格は「PC4-25600(DDR4-3200)」なので、以下のメモリ等が最も適しています。
メモリタイプの調べ方は、パソコンを分解してみるか、
以下のようなサイトで対応メモリの検索をして購入することをおすすめします。
株式会社アドテック:対応メモリ検索
ただこれは私個人の考えではありますが、
経験上、S.O.DIMMでDDR4という規格の範囲内であれば、別種のメモリでも、
ほぼ正常に動きますので気にしないで欲しいものを買うのもありだと思っています。
※ただし、自己責任でお願いいたします。。
なお、「S.O.DIMM」「DDR4」はメモリの形状に関わるので必須です。
おすすめポイントや注意点は?
おすすめポイントはこちらです!
・コスパ◎
・性能が非常に高く、プログラミングや画像編集など負荷の高い処理でも快適に使用できる
注意点
・内臓CD/DVDドライブがついていない
・GPUはオンボード(軽いネットゲームなら対応できるが、高性能なものは厳しい)
以上、いろいろ書きましたがこの値段でこの性能はかなり「買い」だと思います!
低価格帯のノートパソコンでも十分に高負荷な作業ができる時代になりましたね。
なお、コスパのいいノートパソコンの選び方はこちらをご覧ください♪