Web全般

今回はプリンターや複合機の印刷設定で設定できるユーザー定義の用紙サイズ設定のコピー方法を紹介します。
コピペで使えるBATも用意してありますので、良かったら使ってください♪  

ユーザー定義の用紙サイズ設定とは

プリンターの設定で、任意のサイズの用紙を設定することができます。
例えば、自社製の封筒や請求書などなど。
このような設定をユーザー定義の用紙サイズ設定といいます。

設定方法はWindows10の場合、
スタートボタン→Windowsシステムツール→コントロールパネル→デバイスとプリンタ→どれでもいいのでプリンターを左クリック
→上部に「プリントサーバープロパティ」が出てくるのでクリック

プリントサーバー

その後は用紙タブで赤枠箇所を変更し、保存します。
プリントサーバー設定

これで、用紙サイズ設定については完了です。
なお、用紙サイズ設定の情報はレジストリに書き込まれますので、 確認するにはまずレジストリエディタを開きます。
「Windowsマーク」キーと「R」キーを同時押し→ファイル名を指定して実行の画面が出たら、 「regedit」と入力してエンターを押すと開くことができます。

レジストリ

その後、用紙サイズ設定箇所である
「HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Print\Forms」
まで移動させると、 設定した用紙サイズ設定が存在することが分かります。  

 

なぜ設定をコピーする必要があるか

コピーが必要な状況ですが、よくあるのは社内のパソコンの交換時です。

パソコン交換

後述の設定のコピー方法を使えば、 新しいパソコンを使うときに、以前使っていたユーザー定義の用紙サイズ設定を引き継げます。

ユーザー定義の用紙サイズ設定のコピー方法(手動)

コピー方法はざっくり以下になりますので、それぞれ解説していきます。

  1. コピー元のパソコンからレジストリのユーザー定義の用紙サイズ設定をエクスポート
  2. コピーする前にレジストリを念の為バックアップ
  3. ユーザー定義用紙設定をインポート
  4. Print Spoolerの再起動、もしくはパソコンの再起動

1.コピー元のパソコンからレジストリのユーザー定義の用紙サイズ設定をエクスポート

まず前述で説明したとおり、コピー元のパソコンでレジストリエディタを開き、
「HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Print\Forms」まで移動させます。

そこで、レジストリエディタの左上の「ファイル」→「エクスポート」で ユーザー定義の用紙サイズ設定をエクスポートすることができます。

2.コピーする前にレジストリを念の為バックアップ

パソコン設定に少し詳しい方は、そもそもレジストリをいじっても大丈夫?と不安になりますよね。
レジストリを変に誤っていじると、最悪パソコンが動作しなくなります。
プリンターの設定部分であっても、印刷できなくなったら困りますので、 念のためにバックアップは取っておきましょう。

操作方法は前項と同じで、コピー先のパソコンでレジストリエディタを開き、
「HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Print\Forms」まで移動させます。
そこで、レジストリエディタの左上の「ファイル」→「エクスポート」でユーザー定義の用紙サイズ設定をエクスポートし、バックアップとします。

3.ユーザー定義用紙設定をインポート

次にコピー元のパソコンからコピー先のパソコンへ設定をコピーします。 コピー先のパソコンでレジストリエディタを開き、 「HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Print\Forms」まで移動させます。
そこで、レジストリエディタの左上の「ファイル」→「インポート」で ユーザー定義の用紙サイズ設定をインポートし、コピー完了です。
なお、コピー方法は上書き(なければ追加、あれば上書き、元々あるもので名前が被ってなければ何もしない)です。

4.Print Spoolerの再起動、もしくはパソコンの再起動

次にこのままだとプリンターに設定が反映されないので、
スタート→管理ツール→サービスから、「Print Spooler」を右クリックし「再起動」します。

PrintSpooler

パソコンを再起動しても、Print Spoolerは再起動されるので面倒でしたらそちらでも大丈夫です。

これで、一連の作業は完了です。

ユーザー定義の用紙サイズ設定のコピー方法(BAT)

前項では一つ一つ手作業で行うやり方で、 ユーザー定義の用紙サイズ設定のコピー方法を紹介しましたが、
社内の端末リプレースの際など複数台やるのは大変な場合のために、コピペで使えるBATを紹介します。

以下をテキストにコピペしてご使用ください。
やっている内容は、前項の「ユーザー定義の用紙サイズ設定のコピー方法(手動)」と同じです。

ユーザー定義抽出.bat(旧パソコンで使用)

@REM 管理者権限で実行すること

ECHO OFF
SET DEF_DIR=C:\USERDEF

ECHO ユーザー定義出力
REG EXPORT HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Print\Forms %DEF_DIR%\UserDef_New.REG

PAUSE

ユーザー定義変更.bat(新パソコンで使用)

@REM 管理者権限で実行すること

ECHO OFF
SET DEF_DIR=C:\USERDEF

ECHO レジストリバックアップ
REG EXPORT HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Print\Forms %DEF_DIR%\UserDef_Backup.REG

ECHO ユーザー定義インポート
%WINDIR%\REGEDIT %DEF_DIR%\UserDef_New.REG

ECHO PrintSpoolerの再起動
NET STOP SPOOLER
NET START SPOOLER

PAUSE

最後に

今回はプリンターや複合機の印刷設定で設定できるユーザー定義の用紙サイズ設定のコピー方法を紹介しました。
パソコン交換の時など、良かったら今回の記事を参考にしてくださると嬉しいです。

来訪ありがとうございました♪