こんにちは。前回はタイトルの方法1つめとして、「バッチファイルにシャットダウンのコマンドを設定」する方法をご紹介しました。
詳しくは、こちらをご覧ください。
今回は「ローカルグループポリシーで設定」する方法をご紹介します。
ローカルグループポリシーで設定
ローカルグループポリシー エディタを表示
ローカルグループポリシー エディタを表示させていきます。
まずは、「Windows」キー+「R」キーを押します。
名前欄に「gpedit.msc」を入力して「OK」をクリックします。
また、こちらの画面は
スタートボタンを右クリック→「ファイル名を指定して実行」を選択
でも表示されます。
すると、こちらの画面「ローカルグループポリシー エディター」が表示されます。
シャットダウンプロパティを表示
続いて、左のツリーから辿って、シャットダウンプロパティを表示させます。
上から
「コンピューターの構成」
→「Windowsの設定」
→「スクリプト(スタートアップ/シャットダウン)」
を順番に選択すると、
右画面に「スタートアップ」と「シャットダウン」が表示されます。
「シャットダウン」をダブルクリックして、「シャットダウンのプロパティ」を表示させます。
スクリプトの追加
シャットダウンのプロパティ画面より、「追加」をクリックします。
「スクリプトの追加」画面が表示されるので、「参照」をクリックして実行したいファイルを選択してください。
「スクリプトのパラメーター」は実行時の引数を設定することができます。
「OK」ボタンを押して、「シャットダウンのプロパティ」画面に戻りましょう。
赤枠のようにファイル名が設定されていることを確認したら、「OK」をクリックして設定は終了です。
使用できる条件
この機能は制約があり、使用できない場合は主に2つあります。
- 高速スタートアップ有効時は使用できない
- Windows10 Homeなど、Professionalより下のエディションだとローカルグループポリシーでの設定ができない
そのため、「シャットダウンしても実行されていない」と疑問に感じた際はこちらの理由を疑ってみてください。
利点と欠点
利点:
・UIでの操作で設定が少なく、簡単
欠点:
・使用できる条件が3つの中で一番厳しい
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回の方法はUIの操作だけで簡単に設定できるのですが、制約が多いところだけが残念です。
条件さえ満たしていれば簡単にできるので、良かったら試してみてくださいね!
本シリーズは以下の3本立てなので、良かったら見てくださいね♪
(1)「バッチファイルにシャットダウンのコマンドを設定」する方法
(2)「ローカルグループポリシーで設定」する方法(本記事)
(3)「タスクスケジューラーで設定」する方法